初心者と一緒に簡単kubernetes入門 Part2

ITインフラ系

Part1の続きです。早速進めていきましょう

kubernetes構築

MasterノードとWorkerノード

kuberneteskubernetesを管理するMasterノードとコンテナ用ホストであるWorkerノードに分かれます。ここではノード=VMの認識でOKです

Masterだけの単一ノードでも動きますが、それではkubernetesの強さが発揮できません。

例えばWorkerノードが2つあり、1つのWordPressサイトを2つのノードで運用していた場合、Worker1ノードが障害が使えなくなったとしてもWorker2のほうが動いているためWordPressは止まることはありません。

また、負荷分散機能もあるため、アクセス急増の際Worker1とWorker2で負荷分散して WordPressが重くなったりすることも防げます。

同じ仕事をするクローンを作る感じですね。何人もいれば最強です。

thinkit.co.jp
以上の説明がわかりやすいサイト

まあこんな感じなのでVMを3つ用意していただきました。やっていきましょう

Masterノードの設定

この設定はMasterノード(k8s-master)だけです。Workerノードはk8sをインストールした段階で待機させます。

www.server-world.info

例の最強サイト見ていきましょう。Server-worldさんありがとうございます。

kubeadm init --apiserver-advertise-address=10.0.0.30 --pod-network-cidr=10.244.0.0/16

ここのapiserver-advertise-addressは自分のVMIPアドレスを入れてください

kubeadm join MasterノードのIP:6443 --token xxxxxここは人によって違うxxxx \
--discovery-token-ca-cert-hash sha256:xxxxxここも人によって違うxxxxxxxxxx

このコマンドをWorkerノードにするVMで実行することで、Workerノードが機能しますので控えてください

あとはふつうに残りのコマンドを実行していくだけです。

kubectl get pods -A

これですべてrunningであればOKです。

これでMasterノードの設定は終了です。

Workerノードの設定

これはWorkerノード(k8s-worker1, k8s-worker2だけに行う設定です。

kubeadm join MasterノードのIP:6443 --token xxxxxここは人によって違うxxxx \
--discovery-token-ca-cert-hash sha256:xxxxxここも人によって違うxxxxxxxxxx

さっきMasterノードで控えたコマンドをこんな感じで実行させるとWorkerノードとして機能します。

kubectl get nodes

Masterノードでこのコマンドを実行させると、Workerノードのホスト名が入っていれば成功です。

次が最後です。WordPressをインストールしてみましょう

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