GPU-P (GPU Partitioning)はHyper-VのVMにGPUを分割して割り当てるという技術です。
脆弱性で開発中止されたRemoteFXの代替として開発された?ようです。
Hyper-Vを日ごろから扱い、GPUが好きなゴリラにとって非常に興味がある技術です。
ということでこれからいろいろ検証して記事にしていきたいなと思いますです。
検証
VM作成
今回はとりあえず簡単に検証したかったのでEasy-GPU-PVを使いました。Thank you so much.
github通りに設定していき、三台作ります。
スクリプトでパラメータを設定するところがありますが、
ストレージ20GB
RAM 2GB
CPU 2コア
GPU割り当て 10%
としました。
##参考:easy-gpu-pv
$params = @{
VMName = "GPUPV"
SourcePath = "isoファイルのフルパス.iso"
Edition = 6
VhdFormat = "VHDX"
DiskLayout = "UEFI"
SizeBytes = 20GB
MemoryAmount = 2GB
CPUCores = 2
NetworkSwitch = "Default Switch"
VHDPath = "VHDを保存するところのフルパス"
UnattendPath = "$PSScriptRoot"+"\autounattend.xml"
GPUName = "AUTO"
GPUResourceAllocationPercentage = 10
Team_ID = ""
Key = ""
Username = "GPUVM"
Password = "パスワード"
Autologon = "true"
}
3VM出来たらベンチマークソフトnovabenchをダウンロードして同時に回します。
ブルスクなりました

三台のうち二台がブルスクに。。。。
メモリやCPU使用率は足りていたのでGPUだと目を付けました
しかしパラメータで割り当ては10%にしたはず。。。。
改修
謎と思いながらeasy-gpu-pvスクリプトを確認すると
##参考:easy-gpu-pv
function Assign-VMGPUPartitionAdapter {
param(
[string]$VMName,
[string]$GPUName,
[decimal]$GPUResourceAllocationPercentage = 100
)
ここのGPUResourceAllocationPercentageがデフォルト100になってたから?と思い10に変更しました
再度VMを再作成し検証します
うまくいった

やはり先ほどのやつが原因だったのでしょうか。3VM同時に検証ができました。
偶然かと思い、もう一度検証してもうまくできました。
デフォルト値を変えただけなのになぜ。。。別の要因かもしれません
でもうまくいってよかったです。
次はもっと重い検証をしたりもっと多くのVMを同時にベンチしてみたりします。
windows serverでも出来たので記事にするかもです

